日本には現在116もの水族館があり、人口一人当たりの水族館の数が世界一です。水族館は水中の中にいるような気分にさせてくれる不思議で神秘的な空間。まるで魚になった気分で、海の世界を見に行きませんか?
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【日本一大きな水槽・日本一の来場者数】沖縄ちゅら海水族館
沖縄の観光スポット、ちゅら海水族館は世界最大規模の水族館です。中でも「黒潮の海」と命名された大水槽は、高さ10m、幅35m、奥行き27m、厚さ60cmと、世界一の水槽としてギネスにも登録されています。
暗いトンネルを抜けると、一面にブルーの世界が広がります。巨大水槽の中を、ジンベイザメやマンタが悠然と泳ぐ姿は必見です。また、毎日15時と17時にジンベイザメの食事解説があります。巨大なジンベイザメが立ち泳ぎしながら大きな口をあけ食事を待つ姿は、何とも可愛らしく思えます。
【大阪の中心街でジンベイザメと出会える】大阪 海遊館
大阪でもUSJに次ぐ、有名な観光スポット。「リング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)」と「リング・オブ・ライフ(環太平洋生命帯)」をコンセプトにしており、8階建ての超大型水族館。
8階までエスカレーターで上がり、回廊型の通路を4階まで降りながらゆっくりと鑑賞できます。環太平洋の海を再現し、上層部・中層部・下層部での魚の生態がわかりやすく展示されています。
夕方の5時になると、「夜の海」に変わり、夜の生き物たちの生態をみることもできるのです。ロマンティックな演出もされるので、デートにもおすすめですよ。
【ジュゴンの生体数日本一】三重 鳥羽水族館
育種類数日本一を誇る、国内屈指の水族館。全長約240m、通路全長約1.5km、室内型水族館としては類を見ないほどの大きさです。
日本で唯一飼育されているジュゴンをはじめ、多くの海獣(マナティー、スメナリ等)と、約1,200種もの海や川の生きものが飼育されています。
観覧順序が無いため、自由に観覧できるのも大きな魅力です。
【サメへの熱いこだわりを感じます】アクアワールド大洗水族館
アクアワールド大洗水族館は、博物館や科学館的な展示手法を採り入れた海の総合ミュージアムとして、全国でもトップクラスの大型水族館です。
日本一のサメの飼育数を誇り(ロゴマークもサメです)、マンボウやラッコなど、約580種の世界の海の生物に出会うことができます。
格別「サメ」へのこだわりは強く、専用の大きな水槽が2本もあり、珍しいサメがやってきたとのニュースもよく流れています。サメ好きさんにはたまりません!
【日本一イワシの多い水族館】神奈川 横浜八景島シーパラダイス
横浜駅から一時間、東京湾に面し、広大な敷地の中に水族館と遊園地が一体となってる複合施設です。テレビドラマや映画等のロケ地としても人気があります。
アクアミュージアムの目玉は、5万匹のイワシたちによる迫力ある「スーパー イワシ イリュージョン」です。うろこが照明で照らされ、水の中でキラキラと輝き溢れるイリュージョン。ダイナミックであり、非常に幻想的です。白イルカのかわいいショーや、座りながら360度のパノラマが楽しめる「シーパラダイスタワー」も人気があります。
【クラゲの種類日本一】鶴岡市立 加茂水族館
日本海に面した断崖絶壁に建っている、愛称クラゲドリーム館。ギネス世界記録に認定されたクラゲの展示数はなんと、50種類以上。
入館料も1000円とお手ごろで、クラゲだらけの「クラネタリウム」は声が出ないほど神秘的です。ウミネコの餌づけやアシカショーも見もの。
また、ここでは「クラゲラーメン」「クラゲアイス」など、クラゲづくしの料理も食べられるので興味がある方は是非とも挑戦してみてください。
【時代は深海魚】沼津港深海水族館
深海をテーマにした、世界で唯一シーラカンスの冷凍標本がみられるめずらしい水族館です。1階が深海をテーマにした水族館、2階は博物館「シーラカンスミュージアム」が設置されています。
1000m下の海の底、太陽の光も届かない、漆黒の闇に住む深海生物たち。普段は見ることができない深海生物がどういう生態をしてどういう生活をしているか、覗きに行ってみませんか?一時期話題となった「ダイオウグソクムシ」や「ブロブフィッシュ」など、珍しい生物も沢山いますよ。