オーストラリアのシドニーから北西におよそ260km行った先に、「マッジー」という田舎町があります。
山と川に囲まれたマッジーではワイン製造が盛んに行われており、個性的な深みのある味わいのマッジー産ワインは数々の賞を受賞しているんです!
そこで今回は、マッジーに多数あるワイナリーのうち受賞歴があるスポットをいくつかご紹介しましょう。
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バナマグー・ワインズ
マッジー郊外にある「バナマグー・ワインズ」は、東京ドームが約434個入る広大な土地でブドウを育てている老舗のワイナリーです。
ブドウ畑の並木道を抜けると、最先端の技術を誇る醸造所と直売所としても機能しているセラーがあります。
セラーにいる従業員は、ワインの知識がとても豊富です。
エリアごとにブドウの違いがあることや、食べ物との相性など細かく説明してくれますよ。
全てのワインを1杯ずつ飲み比べさせてくれるのも嬉しいですね。
セラーでは試飲で気に入ったワインがあれば、購入できます。
ヴィンテージワインでも値段は約3,900円とお手頃なので、訪れたらぜひ購入すると良いでしょう。
ロウ・ワインズ
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オーガニックワインが味わいたい方は、ぜひ「ロウ・ワインズ」に訪れましょう。
小さなワイナリーですが、ブドウを作る過程からオーガニックにこだわりオーガニック施設としても認定されています。
通常のブドウ畑ではつるを絡ませる格子や水路がありますが、このワイナリーのブドウ畑ではそれを使わない認定有機栽培が特徴です。
ワインセラーは有名なワイン誌でスター・セラードア賞を受賞していることから、外観から内装までフォトジェニックです。
このセラーでも、おすすめのワインを試飲できます。
また、食事できるテラスもあり、ワインと一緒に食事をすることも可能です。
気に入ったワインは購入できるので、ぜひ試飲してお気に入りのワインを見つけてくださいね。
ドゥ・ボールペール・ワインズ
53万㎡という広大な土地に、栽培条件に適した10種類のブドウの木が植えられているブドウ畑を持つ「ドゥ・ボールペール・ワインズ」。
小さな家族経営のワイナリーで、大量生産をしていないそうです。
このワイナリーで作られるワインは、主に高級レストランやホテルなどに提供されています。
また、2018年に開催されたワインのコンテストで、オーストラリアワイン・オブ・ザ・イヤーを獲得しています。
広大な畑にポツンと建っている小さなセラーは、隠れ家のような趣がある外観が特徴です。
ここでも試飲と購入ができるので、ぜひグランプリに輝いたクゥドールというワインは購入したいですね。
田舎町に建つワイナリーは、どれも個性的でそれぞれの特徴が生かされています。
ワインにも土地によって味わいが異なるので、ぜひ味わいたいものですね。
オーストラリアに訪れたら、マッジーでワイン巡りをしてみてはいかがでしょうか?