高知県の東側にある北川村。
この北川村には、モネが愛したとされるフランス・ジヴェルニーの庭を模した「モネの庭」があります。
庭園内にある池には、色どり豊かな睡蓮花が魅力的です。
また、バラのアーチや藤の花の橋など、彼が描いた風景を一望できます。
そこで今回は、モネの庭の魅力についてご紹介しましょう。
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光の庭はフランスに存在しない?
北川村の「モネの庭」には、光の庭・水の庭・花の庭の3つがあります。
光の庭は、フランスの庭に存在しない庭で、オリーブやハーブなどの地中海に根付いている植栽と高知で根付くゆずやジャケツイバラなどの植栽が融合されています。
この庭はフランスにあるモネの庭の責任者、ジルベール・ヴァエ氏が考案し、協力した結果完成しました。
フランスとは違う、ここでしか味わえない空気が魅力的です。
現在はリニューアル工事中ですが、2020年の春にリニューアルオープンする予定です。
睡蓮花だけでなくバラやチューリップなども楽しめる!
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モネが愛した睡蓮花が咲く庭として造られた「水の庭」。
睡蓮花が咲く池の周辺には、藤の花や桜など日本人にも馴染み深い木々があります。
モネが愛した花は、睡蓮花だけではありません。
チューリップやバラなど、様々な種類の花を絵に描いています。
そんなモネのパレットの中をイメージした庭が、花の庭です。
花の庭には、季節の花が黄色や赤、ピンクなど色とりどりに並び花壇で色を変えるなどの工夫を凝らしながら混植されています。
空間の広がりが演出された庭は、常に花の香りが漂っています。
花の香りは季節ごとに異なるので、ぜひ季節で訪れると良いでしょう。
併設されたカフェでは地元の食材が堪能できる!
広大な庭園内に併設されたカフェ「モネの家」では、地元の食材を使った料理が堪能できます。
施設内は白を基調としていて、明るく落ち着いた雰囲気があります。
また、テラス席や展望デッキがついていて、花の庭を眺望しながらカフェのオリジナルメニューを楽しめるのです。
モネが実際に作っていた創作メニューを活かした料理やデザートなど、四季折々の料理が提供されます。
カフェやショップだけを利用する場合は、入園券は不要なので注意してください。
高知県を旅する時にお得なサービスが受けられる龍馬パスポートを持っておくと、入園料やカフェメニューが割引されるので、ぜひ活用しましょう。
ぜひモネの庭に訪れて、たくさんの花々に囲まれながら庭を散策してみてくださいね!