台北の龍山寺や台南のチーカンロウが観光地として有名ですが、何回か台湾に訪れたことがある人にとっては聞き慣れた場所です。
ただ台湾を何度も訪れた方の中には、日本人があまりいない場所に行きたいと思うことでしょう。
そこで今回は、現地の人しか知らない台湾の穴場観光地を4ヶ所ご紹介します!
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台湾のリゾート地「台東」
台湾の都市部である台北とは、違った雰囲気を持つ「台東」。
きれいな太平洋や森などに囲まれており、自然が豊かで落ち着いた場所です。
台東には先住民である6つの種族の文化が残っていて、お祭りも行われています。
都会の台北とは違い、ゆっくり台湾旅を過ごしたい人におすすめです。
台東市郊外には、卑南遺跡がある卑南文化公園や国際ランドマークと呼ばれる建物もあります。
ランドマークのそばには台湾の琵琶湖が存在し、湖の周辺にある並木道は静かで落ち着いた雰囲気が特徴です。
台北の温泉地「烏來」(ウーライ)
台北から車で約1時間の場所にある、台北のリゾート温泉地「烏來」。
日帰り温泉施設がたくさん軒を連ねており、中には日本式の温泉施設もあるそうです。
また烏來は、台湾の先住民であるタイヤル族の文化が根強く残る街で、タイヤル族の博物館もあるほど。
酋長文化村という劇場ではタイヤル族の民族ダンスが有料で見れて、かっこいい衣装と目を奪われる舞は思い出になること間違いなしです!
花蓮県の「太魯閣国立公園」
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台湾でも一番の絶景が望めると言われる、花蓮県にある「太魯閣国立公園」。
この国立公園は台東と似たような土地にあり、巨大な渓谷が魅力で台湾民から人気の観光地です。
公園内にある水簾洞という洞窟では、山中を流れる川が水のカーテンのように見えると話題になっています。
洞窟内から見える外の光と、山中の川が青と白のコントラストを生み出し幻想的な風景が堪能できますよ。
台湾の古い市街地「斗六」
台湾の雲林県に位置する「斗六」は、台湾最長の老街(ラオジエ)と呼ばれる古い市街地です。
観光地としては乏しいですが、素朴な古い街並みを堪能したい人にはおすすめの場所です。
太平老街と呼ばれる街並みは、日本統治時代の1900年から1920年代に建てられたもので西洋のバロック建築を真似て作られています。
装飾が豪華ながらも、どこか懐かしい雰囲気を感じますね。
所々に日本の建物と似ているお店もあり、西洋と日本の文化が交わっている造りです。
先住民が住む土地や、日本統治時代に建てられた古き良き建築物など、新しい台湾の魅力を発見できそうですね。
今回の記事を参考に、ぜひもう一度台湾の穴場スポットへ訪れてみてはいかがでしょうか?