恐竜の化石が多く発掘されたことから「恐竜王国」と呼ばれている福井県勝山市。
日本国内で発掘された恐竜の化石のほとんどが、勝山市で発見されたものです。
「福井県立恐竜博物館」はそんな恐竜をはじめとする古生物の生態や地質の専門博物館で、全身骨格の展示から化石発掘体験と、子どもから大人まで1日中楽しめます。
今回はそんな福井県立恐竜博物館とその周辺にある観光スポットをご紹介していきましょう!
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福井県立恐竜博物館
「かつやま恐竜の森」公園内にある博物館で、広大なドーム型の常設展示室には44体もの恐竜の全身骨格が展示されており、恐竜が卵から生まれてくる様子やその特性について紹介されています。
200インチの対面スクリーンでは迫力満点のダイノシアターが楽しめます。
レストランやミュージアムショップも充実!
事前予約をすれば化石発掘ツアーにも参加でき、貴重なものでなければ1点持ち帰ることもできるのでぜひチェックしてみてください。
平泉寺白山神社
平泉寺白山神社は霊峰・白山を信仰対象とした白山信仰の聖地です。
今から1300年程前に建立されたといわれていて、最盛期の室町時代には白山信仰の一大拠点として栄えました。
戦国時代の一向一揆により焼失したものの後に見事復興、明治時代の神仏分離政策により神社として現在に至ります。
最近の調査で一向一揆の戦火によって埋もれてしまった建築物が数多くあることが判明し、今も遺構の発掘調査が続いており、近い将来歴史的な発見があるかもしれません!
また、石畳の参道は「日本の道100選」にも選出されています。
勝山市を流れる九頭竜川の河原から、修行僧が石を運んで作ったと言われています。
樹齢1000年を越える木々の中、境内へと続く参道はとても静かで穏やかな雰囲気です。
勝山城博物館
勝山市には日本一高い天守閣を持つ「勝山城」があります。
地元出身の実業家によって建築され、1992年に博物館として開館しました。
勝山市を流れる九頭竜川と勝山市で発掘される恐竜の化石にちなんで彫られた石垣の9頭の龍が見どころ。
館内には大名家や武家に伝わる武具・染織類、各地の合戦図屏風や郷土の書家西脇呉石の作品が常設展示されています。
最上階の展望室からは勝山の市街地を一望できますよ。
歴史上の勝山城とは場所や形式が違うので要注意!
今回は、福井県立恐竜博物館とその周辺の観光スポットをご紹介しました。
子どもから大人まで楽しめる、勝山ならではの観光スポットがたくさんあるので、ぜひ一度訪れてみてください。