アートの世界にどっぷりつかってみたい。新しい視点でものを感じたい。
世界中のアーティストの自由な発想のもと生み出された作品たちは、新たな刺激と感動を私たちに与えてくれます。
毎日数千人もの人々が訪れ、オープン1年で来客者数150万人を突破しました。そんな最先端のアートが眠る金沢21世紀美術館の魅力をお伝えしたいと思います!
TOP画像出典:www.flickr.com
「今までの美術館にない楽しみ」その1!
その1は「スイミングプール」!
あれ?ここはどこ?
これは水中に光が差す様子を全身で体感することができる作品。
アルゼンチン生まれのレアンドロ・エルリッヒは、人間がまわりの環境をどのように捉えているのかという問題について、非常にユニークな視点で解き明かしています。
「今までの美術館にない楽しみ」その2!
その2は、「カラー・アクティヴィティ・ハウス」!
「光」をモチーフにした作品で、光の三原色の壁は、時間帯・角度によって別の色に変化します。
日常のなんでもない風景でも、色をつけて除くと全く別の風景にみえるのでは…?
作者は国際的に有名なアーティスト、オラファー・エリアソン。
電気のない暮らしをしている世界約16億人もの人々に、太陽光パネル搭載のLEDライトの作品「Little Sun」を届け、文字通り暮らしに明かりを灯す慈善プロジェクトを行っていることで有名なアーティストです。
「今までの美術館にない楽しみ」その3!
その3は、「雲を測る男」!
雲を測る…とても詩的な表現ですね。
流れ行く雲をじっと観察している男がモチーフのこの作品の作者は、ヤン・ファーブル。
ファーブル…?
そうです。『ファーブル昆虫記』で有名なあのジャン・アンリ・ファーブルのひ孫は現代を代表するアート界の巨匠なのです。そんなヤン・ファーブルの世界観をとくとご覧あれ!
「今までの美術館にない楽しみ」その4!
出典:twitter.com
その4は、「あなたは自分を再生する」!
トイレは、いってみれば浄化の場所。
作者のピピロッティ・リストは、トイレを神聖な場所と見立て、壁をくりぬき祭壇を設けました。
中のオブジェには、口から入った食べ物や飲み物が体内で血液・涙・内臓組織など様々な物質へと変化する様子を賛美する映像と、排泄物に対する感謝の言葉が投影されています。人生で10万回以上行くトイレ。たまにはこんな神秘的なトイレの世界をのぞいてみてはいかがですか?
「今までの美術館にない楽しみ」その5!
その5は、「ラッピング」!
複雑な形をしていながら、物体そのものの大きさを感じさせない作品。
大人でも思わず中に入ってみたくなる「ラッピング」は、メキシコのフェルナンド・ロメロという作家の作品。
美術館のコンセプトの1つに、こどもたちとともに成長する美術館というのがあります。
未来の文化を創り出すのは子どもたちであり、その子供たちのために見て、触れて、体験できる最適の環境を金沢21世紀美術館は作り出しています。このラッピングのそのひとつ。子供と一緒に体験してみませんか?
金沢21世紀美術館に行ってみよう!
金沢21世紀美術館には、ここでは紹介しきれない作品がまだまだたくさんあります。
実際に訪れてみて、最新のアートを5感で感じ、新たな体験してみてはいかがですか?
・金沢21世紀美術館
【所在】
〒920-8509 石川県金沢市広坂1-2-1
【開館時間】
展覧会ゾーン:10:00~18:00(金・土曜は20:00まで)
交流ゾーン:9:00~22:00
【休館日】
展覧会ゾーン: 月曜日(祝休日の場合は翌平日)と年末年始
交流ゾーン: 年末年始 *各施設の休室日は展覧会ゾーンに準ずる。
【HP】
https://www.kanazawa21.jp/