タイの首都であるバンコクから車で約1時間半したところに位置する、隣県のナコンパトム。
旅行ガイドなどに掲載されることは少ないですが、タイで最も古い町としてバンコクから日帰りで訪れる国民も多いそうです。
車の博物館や童話に出てきそうな建物など、古い町ならではの見どころがたくさんあります。
今回は、バンコクから日帰りで行けるナコンパトムのおすすめ観光スポットを3つご紹介しましょう!
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サナームチャン宮殿
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サナームチャン宮殿は1907年にラーマ6世が、ワット・プラ・パトム・チェディという世界一高い五輪塔を持つ寺院を巡礼する時の滞在先として建てた離宮です。
広々とした敷地内にたくさんの洋館がありますが、池のほとりに立つフランス様式の赤い屋根の小さな宮殿が最高に美しいと言われています。
その宮殿を結ぶ通路と一緒に写真を撮れば、まるで童話の世界にいるような風景が見られます。
広場のちょうど中央にはヒンドゥー教の神であるガネーシャを祀る祠があり、この祠も童話の世界に出てきそうな独特な形をしています。
天気が良い日は、祠の間からワット・プラ・パトム・チェディの五輪塔が望めることもあるそうで、見えた時は縁起が良いそうです。
ワット・サンプラン
1985年に建てられたワット・サンプランは通称ドラゴン寺と呼ばれる寺院で、ピンクの円柱形の建物にドラゴンが巻き付いている外観をしています。
まるで中国の伝説に出てきそうな雰囲気の寺院です。
バヴァーナ・ブッドという僧侶により、このドラゴン寺が作られました。
バヴァーナ・ブッドが修行で断食と瞑想をしていた時に、夢の中にタイの高僧が出現して龍の党を作れと言われて建設したと伝えられています。
ドラゴン寺の頂上には約10分ほどでたどり着くことができ、展望台となっている頂上からはナコンパトムの風景が一望できますよ!
ジェサダテクニック博物館
オーナーのジェサダ氏が収集した自動車のコレクションが見られる「ジェサダテクニック博物館」は、珍しい車やオールドカーなどを展示しています。
展示されている車は全て一度使われたものばかりで、マイクロカーやクラシックカーなど車好きにはたまらない空間です。
自動車以外にもバスや飛行機、汽車などの車両が全てコレクションの対象となっており、車が250台以上並んでいます。
ワット・サンプランより車を走らせること15分の場所にあるので、乗り物が好きな方はぜひ行ってみると良いでしょう。
バンコクの隣県であるナコンパトムは、古き良き風景と同時に個性的な建物がたくさん存在します。
バンコクに観光に訪れたら、ぜひ一度ナコンパトムにも訪れてみてはいかがでしょうか?