現代のデザインを堪能しよう！フィンランド・ヘルシンキでアートに浸る旅へ！

ヘルシンキ・カンピ地区にあるナリンカ広場には、面白い形をした「カンピ礼拝堂」というチャペルがあります。
斬新なデザインから、完成前に世界でも有名な国際建築賞を受賞しています。
ナリンカ広場はカンピ地区でも多くの人々が訪れるにぎやかな広場ですが、カンピ礼拝堂の中は防音性が優れているからか音が聞こえてきません。
そのため、読書をする人や祈りをささげる人に人気の場所です。
曲線美が特徴な外観は、全て木を重ね合わせてできています。
その独創的な造りを一目見ようと、世界中の建築家がチャペルに訪れています。

「Amos Rex」は、古代文化の美術作品から現代の作品まで様々なテイストのアート作品が展示されている場所です。
地下の展示場に光を取り入れるために、地上に突起物のようなオブジェが設置されています。
内部は地上のオブジェとは異なり、施設の照明や壁などに現代アートがちりばめられていて美術館とは違う不思議な雰囲気が人々を魅了します。
中にはBioRexという映画館もあり、作られた当初はフィンランド最大級だったそうです。

フィンランドと言えばサンタクロースやオーロラなど有名な物が多数存在しますが、フィンランド発祥のサウナも外せません。
公衆サウナ「ロウリュ」では、熱した石に水をかけて水上位を発生させる入浴法でサウナを楽しめます。
サウナ施設には見えない石のような外観が、若年層に人気を集める理由です。
サウナの充実ぶりはもちろんですが、施設内にはレストランも併設されています。
ヘルシンキの海沿いに位置しているため、中心部からバスで移動するといいでしょう。

マンネルヘイム通りに位置するヘルシンキ現代美術館は、現代美術を専門に展示している場所です。
その外観はアルファベットのDのような形をしており、曲線的でスタイリッシュな印象を与えます。
通称「キアズマ美術館」と地元の住民に親しまれており、現代アートに触れられるとあって観光客に人気のスポットです。
フィンランドならではのデザインをした雑貨やお土産を販売しているショップや、地元の食材を使ったレストランなど美術館以外の用途で利用する人もいます。

アートの街ヘルシンキは、美術館だけでなく施設も現代的なデザインが豊富にあります。
ヘルシンキに訪れたら今回のご紹介したスポットを巡りアートに浸りましょう！