日本最多の寺院数！京都に来たら一度は訪れておきたいお寺4選

京都の代表的なお寺と言えば清水寺と言われるほど、有名なお寺です。
清水の舞台が有名なお寺で、多くの参拝者が舞台から四季折々の絶景を見下ろします。
舞台の足組は日本の伝統工法が用いられており、建設から一度も崩れないことから現在も多くの建築家がその耐震性に注目されているんですよ！
江戸時代のことわざで「清水の舞台から飛び降りる」という言葉があり、清水の舞台から飛び降りた後に立ち上がれるようであれば願いが叶うとされていたそうです。
また、清水寺の下にある清水坂では多くのお土産屋さんが立ち並んでいるため、参拝帰りにお土産を購入していく観光客も多いです。

京都市左京区に位置する南禅寺。
詳しい寺号は太平広告南禅禅寺と称されており、日本で初めて天皇が国家鎮護・皇室繁栄を祈願して建てられたお寺です。
日本国内の禅寺で、最も格式が高いお寺とされています。
お寺の中では坐禅会や写経会が決まった日時で開かれており、心を清めるためにたくさんの観光客が参加しています。
南禅寺の坐禅会は海外からも評判が良く、ここで坐禅に参加し将来お坊さんになりたいと夢を抱く外国人も多いそうです。

正式名称が「鷲峰山 高台寿聖禅寺」の高台寺は、豊臣秀吉の正室である北政所が秀吉の病死後に冥福を祈るために建立したお寺と言われています。
このお寺で人気を誇るのは、立派な竹林と模様が描かれた庭園です。
竹林と庭園は夜間になるとライトアップされ、昼間の厳かな雰囲気から一変し、幻想的な空気をまといます。
季節によってライトアップされる紅葉や桜を見に、多くの観光客が訪れます。
庭園の砂に描かれている模様が風情溢れる日本を代表する庭園です。

京都市右京区芒ノ馬場町に位置する天龍寺は、世界遺産にも登録されていて清水寺の次に有名な寺院です。
広い境内の中に足を踏み入れると、厳かで凛とした空気が観光客を包みます。
坐禅会や写経、龍門会に参加でき、張り詰めた空気の中で心を落ち着かせることができます。
毎年節分会や花まつり、灯篭流しなど様々なイベントを行っており、このイベントに参加するためにやってくる海外の観光客もいるそうです。

京都のお寺は数が多い分、お寺によって違う魅力があります。
京都に訪れたら、ぜひお寺巡りをしてみてはいかがですか？