春の訪れを祝うお花見は、毎年各地で盛大に行われています。
中でも熊本県は一心行の大桜や湯の児チェリーラインなど、絶好の景観が望めるお花見スポットが多数存在します。
今回は熊本県のおすすめお花見スポットをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
TOP画像出典:pixabay.com
一心行の大桜
一心行の大桜は、高さ約15mで樹齢400年以上の巨大な木に咲く山桜です。
南阿蘇村のシンボルとして、地元の人たちから見守られ、愛され続けています。
満開の時期になると夜桜のライトアップが行われ、幻想的な雰囲気をまとった大桜に大勢の観光客がカメラを向けます。
桜の開花と同時期に周囲にある菜の花が咲き誇るので、菜の花と桜のコラボレーションも楽しめますよ。
見頃は3月下旬から4月上旬となっていて、桜まつりも同時期に行われているので、開花の情報をチェックしておきましょう。
高森峠の千本桜
出典:pixabay.com
高森町にある高森自然公園では、毎年7000本近くの桜が花を咲かせます。
九十九曲がりと呼ばれる道路の沿線は桜の木がずらりと並び、県有数の桜の名所の1つです。
ソメイヨシノや山桜など様々な種類の桜が、高森公園内を鮮やかに彩ります。
丘のふもとから頂上までは150mもの標高差があり、長期間桜を楽しめるのは高森峠ならでは!
見頃は4月上旬から同月下旬となっていて、3合目付近にあるお花見広場で桜祭りが開かれています。
立岡自然公園
スポーツセンターや総合グラウンドなど、様々な運動施設を持ち合わせた立岡自然公園。
ジョギングコースに使われる園内の通りには、約2000本の桜並木が花を咲かせます。
桜並木の周りには複数の大きな池があり、池に映える桜と澄んだ空のコントラストが魅力です。
毎年3月下旬に開花し、4月上旬は多量の花びらが道を埋め尽くします。
その頃は子供を連れた家族やカップルで賑わい、和やかな雰囲気の中でお花見を楽しんでいます。
夜は木の枝に着けた提灯とライトアップされた桜が、訪れた地元の人たちや観光客を照らします。
湯の児チェリーライン
毎年春になると、お花見の客で道が渋滞を起こす湯の児チェリーライン。
日本さくら名所100選にも指定され、湯の児海岸道路沿いに立つ桜のトンネルは圧巻の一言です。
海岸線に約5kmも続くいろいろな種類の桜並木は、青い海と淡い白が混ざったピンク色の桜が見事な景観を生み出しています。
ライトアップはありませんが、3月下旬に行われる桜まつりと同時期に海上花見船は運航されており、花見客にとても人気です。
毎年の見ごろは、3月下旬から4月上旬となっています。
熊本県のお花見スポットはどこも桜並木が美しく、お花見をするのに最適です。
春にはお花見旅行を計画し、今回ご紹介した熊本のお花見スポットを訪れてみてくださいね!