観光スポット満載！トルコに訪れたら行ってほしい世界遺産3選

トルコ西部に位置するエーゲ海地方のデニズリという場所に、複合遺産として登録された「ヒエラポリス-パムッカレ」があります。
ローマ帝国の温泉保養地として栄えた古代都市ヒエラポリスのヒエラポリス遺跡は、ローマ劇場とローマ浴場が残っています。

パムッカレとは、トルコ語で綿の宮殿という意味で、昔から良質の綿花の一大生産地だったことからこの名前が付けられました。
青く見える温泉には、石灰の成分である炭酸カルシウムが沈殿しています。
真っ白な棚田にすがすがしい澄んだ青い温泉が静かに流れ落ちる幻想的な光景が堪能できます。
景観保護のため入場が制限されていることもありますが、裸足になって石灰棚を歩いたり、運が良ければ水着で泳ぐことも可能です。
肌に世界遺産の温泉を感じられるので、行って損はありませんね。

トルコ西部のチャナッカレにある「トロイ遺跡」。
ギリシャ神話に登場するトロイの木馬で有名な観光地です。
ドイツの実業家であるシュリーマンが、伝説を信じ発掘作業を行った場所であり、現在も慎重な発掘作業が行われています。
遺跡の入口に置かれた巨大なトロイの木馬は、神話に基づいて作られたレプリカで、中に入ることが可能です。
古代ギリシャの戦士になった気分が味わえるので、子ども連れの家族旅行での観光であれば、楽しめること間違いなしです。

また、木馬の近くにトロイの遺跡とトロイの木馬伝説について知れる展示室もあるので、トロイ戦争の歴史を感じられます。

トルコ西部、イズミルのセルチュク近郊に位置していた古代都市エフェソス。
そのエフェソスには、現在は遺跡のみが残っており、その遺跡には入場することができます。
入場するとすぐに古代遺跡が広がり、エフェソスの長い歴史を感じることができます。
遺跡内にある神殿には、古代の世界七不思議に数えられるアルテミス神殿がありますが、現在は神殿の廃墟が残っています。
エフェソス遺跡には、世界三大図書館と呼ばれたケルスス図書館もあり、建設された約140年後にエフェソスを襲ったゴート族によって破壊されました。
現在は、修復工事によって当時の雰囲気を伝えています。

また、遺跡内には大劇場があり、劇場の大きさは約2万5千人が収容可能という圧倒的スケールを誇った劇場でした。
3階建ての22段にもおよぶ観客席は、豪華なものだったことを伝えています。

トルコ観光におすすめの世界遺産を3つ紹介してきました。

トルコは、独自の文化を持ち、日本と友好関係がある国の一つです。
歴史と自然をを肌で感じられる世界遺産がたくさんあり、日本だけでなく世界中の観光客を魅了し続けています。
トルコに訪れた際には、ぜひ世界遺産を観光してみてくださいね。