冬だけの楽しみが盛りだくさん！冬におすすめの埼玉の観光スポット4選

埼玉県秩父市で毎年12月2日、3日に行われる「秩父夜祭」。
提灯で飾り付けられた山車や、冬の花火大会で全国的に知られており、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。
300年以上続く秩父夜祭は、日本のお祭りの中でも豪華なお祭りで、一連の行事が国の重要無形民俗文化財に指定されています。
宵宮と呼ばれる12月2日は3基の屋台が秩父神社にお宮参りを行い、大祭の3日は6基の屋台の曳きまわしが行われ、花火が上がります。
昼の屋台と夜の屋台では印象が大きく異なるのも魅力の1つです。
昼の屋台は威勢のいいかけ声と、豪華でありながらも日本の厳かな佇まいと反対に、夜の屋台は数多くの提灯が光を放ち、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
クライマックスの花火は、冬の乾いた空に鮮やかに彩られ、周囲では拍手と歓声が湧き起こります。

埼玉県秩父市の三大氷柱の中で唯一天然の湧き水である岩清水が凍って作り上げられる氷の芸術「三十槌の氷柱（みそつちのつらら）」。
1月と2月の限定公開とされていて、知る人ぞ知る奥秩父の冬の絶景ポイントです。
大竜氷まつりで見られる氷のオブジェは、夜になるとライトアップされて幻想的に輝きます。
大竜氷まつりの開催に合わせて、カフェも営業されていて、秩父のB級グルメのみそポテトやみそこんにゃくを味わうこともできます。
自然の氷柱と上流の氷柱が良く見える場所にウッドデッキも設けられていて、川原からみる氷柱と違う表情が見られるでしょう。

埼玉県さいたま市大宮区にある「鉄道博物館」は、鉄道マニアだけでなく子連れにも人気のスポットです。
36両展示されている車両ステーションは、鉄道ファンには感動する場所となっています。
12月初めからクリスマスまで行っているメリーてっぱクリスマスでは、クリスマス前の3日間限定で行われるワークショップや、企画展で昭和20年代に行われたクリスマスパーティーの写真などが展示されるなど、冬限定のてっぱくが見られますよ。

埼玉県比企郡にある「国営武蔵丘陵森林公園」は、日本で初めて作られた国営公園です。東京ドーム65個分もの広さを誇るこの公園では、イルミネーションイベントが毎年開催されています。
約55万球のイルミネーションとライトアップが午後4時から8時までの間、開園されています。
木々や花壇にきらめくイルミネーションは、非日常の世界を感じさせてくれます。
写真撮影も可能なので、ぜひ家族揃って訪れてみましょう。

冬におすすめの埼玉の観光スポットをご紹介してきました。
自然を感じられる観光スポットから、都会の雰囲気を感じられるスポットまで幅広い魅力を持つ埼玉。
ぜひ、冬の埼玉を訪れて、新しい一面を発見してみてください。