オレンジや陶器だけじゃない！芸術の国スペインバレンシアのおすすめ観光スポット3選

生鮮食品市場としては、ヨーロッパ最大の大きさを誇るバレンシア中央市場。
中央市場の建物自体は建築工事着工から100年以上の歴史が経っており、市場の建物もバレンシアが誇る歴史的建造物の一つです。
建築様式はサグラダファミリアなどで知られるモデルニスモ様式が使われています。
モデルニスモ様式はスペイン全土で人気の様式です。
市場の階段下にはバルがあり、市場で仕入れられた新鮮な食材を使った美味しい料理が食べられます。
その場で食べられなくてもお持ち帰りをすることもできますよ。
スペイン料理で使われる食材は全て揃うと言われるほど大きな市場で、イベリコ豚なども高級食材から日本のアイスクリームまで置かれています。

バレンシア市の中心部にあるキリスト教カトリック教会の大聖堂がバレンシア大聖堂です。
バレンシア大聖堂には聖遺物と呼ばれる聖人に縁のある物や聖人本人の遺骨などが収められており、バレンシア大聖堂にある聖杯も聖遺物の一つです。
地味な上のメノウ製の杯に下は煌びやかな宝石が散りばめられていますが、聖遺物なのは上の杯の部分だけ。
この杯は、あの有名な「最後の晩餐」でキリストが使ったものと言われています。
バレンシア大聖堂とのシンボルと言えば、「ミケレット」とも呼ばれる鐘楼「ミゲレテの塔」です。
「ミカエル」という天使にちなんで、ミカエルのバレンシア語であるこの名前が付きました。
高さ50mもあるこの塔は上ることができ、塔からはバレンシア市内が一望できます。
市内一面がオレンジに煌めく夜がおすすめですよ。

スペインの絵画や彫刻などの美術品を楽しみたい時は、入場無料のバレンシア美術館がおすすめです。
真っ青なドーム型の屋根が特徴のバレンシア美術館は、ベラスケスやエル・グリコ、ゴヤスなどのペイン絵画の巨匠やティツィアーノといったイタリア人の芸術品も見ることができます。
バレンシア美術館に来たら是非見て欲しいのは、壁一面が赤い部屋の中で一際目を引くのがベラスケスの自画像です。
バレンシア美術館は所蔵されている作品が多く、有名な画家の作品も数多くの作品に紛れてしまいやすいので、パンフレットよく見て、お目当ての作品を逃さないようにしましょう。

ベレンシアノのおすすめ観光スポットをご紹介してきました。
スペインと言えば芸術の国で知られ、建物はどれも美しく、町中が美術館のようなに感じることでしょう。
スペインに訪れた際はバルセロナやマドリードだけでなく、バレンシアにもぜひ足を運んでみてください。