国や地域の個性を表す「祭り」。世界にはクレイジーな祭り多く開催されています。観光地巡りも良いですが、その国の文化をより深く知るために是非、多くの祭りに参加してみてください!
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トマティーナ(スペイン)
トマトの収穫を祝う祭りで、毎年8月の最終水曜日に開催されます。スペインのバレンシア州に位置するブニョールで大勢の人々が熟したトマトを投げ合います!祭りの開催日には世界中から多くの人が集まるため、参加者数が街の人口を上回ることでも有名です。この祭りの起源としては、野菜売り場で住民同士が階級闘争した際、トマトを投げ合ったのが始まりです。また、終戦後にこんな真っ赤になっても死なないことを強調したメッセージも含まれているそうです。
チーズ転がし祭り(イギリス)
200年以上も続くイギリスのクーパーズヒルで開催されるお祭りです!転がっていくダブルグロスターチーズの後を参加者が追い、そのチーズを捕まえたらゴールをめがけて走らなければなりません。この競争に勝った人がチーズを獲得することができます。チーズは丘の頂上から転がされるため、時速112キロメートルにも達する場合があり、人をなぎ倒すことができます。そのため、毎年怪我人が続出することで有名です。
サン・フェルミン祭(スペイン)
「牛追い祭り」として知られているこのお祭りはスペインのバーラ州、パンプローナで毎年の7月6日~14日の間に開催されます。「牛追い祭り」と名付けられていますが、実際は人間が牛に追いかけられるとても危険な祭りです。迫力ある牛が街を走り回る姿が見たい方にオススメします!
ソンクラーン(タイ)
毎年4月13日~15日にタイでとても有名なお祭り、「水掛け祭」です!このお祭りは元々新年の祝い事として開催されましたが、今では単純に水の掛け合いイベントに発展しました。観光客にまで水を掛けるといったとても賑やかなフェスティバルで、一般的に水鉄砲が使用されます。ドラム缶をわざわざ家の前に置き、ホースで水をたっぷり入れ、道を歩く人たちに思いっきり水をかけます。また、ピックアップトラックを使用し、水の入ったドラム缶をのせて街の人たちに水をかけるまくることもあります!