「ラーメン二郎初めてガイド」二郎を制するものはラーメンを制す！【関東編】

　街中でこんな黄色い看板を見たことがありませんか？

　何の変哲もない看板ですが、この二郎というラーメンが、とてつもない磁力で全国のラーメン好きを根こそぎ引き寄せているのです。
　約50年前に東京・三田本店が創業を開始して以来、その味に惚れこみ本店で修業を積み、のれんわけした店舗が現在全国に四十数店舗あります。

　ハリウッドの超大物俳優キアヌ・リーブスは来日するとき必ず二郎を食べるそうです。そうです。もはや二郎の影響力は国内に留まらず海外にも及んでいるのです。

　まずお店に入る前に行列に並び、順番が来たら食券を買い、席に着いたら出されたラーメンを一目散に食べ、すぐに次の人のために席を空ける。

　この流れを見ると、二郎がいかに一杯のラーメンに全力を注いでいるかが分かると思います。そこに無駄なものはいらないのです。看板や店内の内装は至ってシンプル、余計なサイドメニューは基本的にありません。

　これが通常の小ラーメンです。食券によって麺の量を大盛りにしたり、豚を増量したりすることができます。
　さらに、やさい・にんにく・味の濃さを無料でお好みに変えることもできます。

　特徴を挙げると、
①脂多め濃厚豚骨スープ
②中太麺
③圧倒的な厚さのチャーシュー
④お好みで調節できる野菜の量
⑤お好みで入れるニンニク

なんといってもこの特製のチャーシューの旨味、存在感は並じゃありません。

　普段乗り換えでJR渋谷駅～JR品川駅間を使っている人はかなり多いのではないでしょうか。駅から歩いて12分ほどの場所にある、目黒店。
　この12分というのが絶妙な距離で、食後の最適な運動にもなります。そんな目黒店、大ラーメンを注文しても比較的食べられちゃう量なので、はじめての人にもおすすめします！

【営業時間】　12:00～16:00 18:00～24:00
【定休日】水曜、臨時休業日
【アクセス】ＪＲ目黒駅から徒歩12分

　横浜周辺を本拠地としている方々、関内（かんない）にもありますよ！関内店の特徴はなんといっても汁なしラーメンでしょう！
　卵とかきまぜて食べる汁なしラーメン、絶品です！

【営業時間】　11:00～14:30 18:00～22:00頃
【定休日】水曜日、臨時休業日
【アクセス】ＪＲ関内駅から徒歩7分

　JR田町駅は品川駅から1駅。三田本店の特徴は、大盛りの盛り方が異次元！豚・麺をダブルもしくは大にして注文すると圧倒的なボリュームで出てくるため、初めての方には小ラーメンをおすすめします。慣れてきたら、大豚ダブルに挑戦して、こぶし大のチャーシューを是非味わっていただきたいです！

【営業時間】8:30～15:00　 17:00～20:00(麺切れにて終了)
【定休日】日曜・祝日
【アクセス】JR田町駅から徒歩9分

と、ここまで3店舗紹介しましたが、このサイトを参考に近くにある店舗を調べてみましょう！
http://www.geocities.co.jp/Foodpia-Olive/3433/

　その1！定休日・営業時間を確認しよう！

　行ってみたらやってなかった…そんなこともよくあります！

　二郎の定休日は店によって違い、本店は日曜・祝日は休みとなっていますが、横浜館内店は水曜日が休みです。また、入店できない時間があったりもします。
　美味しくいただくために、事前に確認しておきましょう！

その2！合言葉を覚えよう！

　自分好みのラーメンにカスタマイズしたい場合、店員にうまく伝えなくてはいけません。もはや合言葉としか言いようのないやり取りが存在するのです。

店員「ニンニク入れますか？」に対してすかさず、

私「やさい・にんにく・からめ」(意味：やさい多め・にんにく入れる・味濃いめ)　と伝えましょう！　

やさいはマシ、マシマシの順に多くなっていきます。多さは店舗によって量が異なるので、自分の胃袋に見合った量を注文しましょう！

その3！時間には余裕をもちましょう！

　人気の二郎の店舗は、基本的に行列がつきもの。時間に余裕を持っておかないと、時間のことばっかり気になって肝心のラーメンに集中できなくなってしまいます！並ぶ時間も計算に入れて行きましょう！

　最後に、二郎訪問後は旨味の凝縮されたにんにくのにおいを発してしまうので、そのあと会う人に勘付かれてしまいます。食べた後のことも見据えて、さあ、いざ二郎！